【店舗・オフィス・マンション】内装解体をするときの注意点

2024.01.12

大阪府を拠点に、内装解体・家屋解体を承っております、林開発工業です。

店舗・オフィスの撤退や移転、マンションの室内リフォームで必要になる内装解体。
当然ながら、初めてするという方が多いかと思います。
依頼する側も何かと忙しいタイミングのため、トラブルなく、貸主とも円満に契約終了へ持ち込みたいですよね。

今回は内装解体を依頼するとき、計画段階、工事前の準備などで必要な注意点について、まとめてみました。
内装解体を控えておりましたら、ぜひ参考にしてみてください。

■ 内装解体は大きく分けて2種類

内装解体には、大きく分けて2種類あります。
建物を所有する貸主、管理会社によって、求めている解体の程度・範囲が異なります。どこまで解体すればいいのか、契約内容を確認してみましょう。

・原状回復

入居時に借主が持ち込んだ設備・内装を撤去し、入居前の状態に戻します。
たとえば厨房機器や壁紙、増設した照明、その他造作物を運び出し、大規模な解体は行いません。
一般的な内装解体は、こちらがあてはまるでしょう。
残す部分が破損しないよう気を付ける必要がありますが、費用はスケルトン解体よりも抑えられます。

・スケルトン解体

柱や壁などの構造物を残して、内装・設備を撤去します。
たいていはコンクリートがむき出しになった状態で完了し、床・天井の造作、配線・その他設備などが無くなります。
その後、内装を自由に変更できたり、建物の傷みなどを確認できたりするメリットがあります。
入居時がスケルトンの状態で、原状回復を求められたら、スケルトンに戻して返還することになるでしょう。

■ 内装解体で注意したい点

内装解体を行う際は、以下に気を付けるようにしましょう。

・見積りは最低1か月前に

内装解体は、家屋の解体に比べると期間は短いですが、すぐに行えるわけではありません。
そのため、余裕を持ったスケジュールを立てるのがベストです。
1~3か月前には、複数の業者に見積もりを出しましょう。

・信頼できる解体業者を選ぶ

言わずもがなですが、できるだけ信頼できる業者を選ぶようにしてください。
建設業許可、解体事業者の登録、産業廃棄物の運搬許可などを保有しているかどうか、確認してみましょう。
なお、解体工事は騒音や粉じんなどによって、近隣の方に迷惑がかかりやすいです。トラブル回避のために対策をしっかり打つ業者だと安心でしょう。

・借主、貸主、解体業者の3者で話をすり合わせる

見積りの作成には、解体業者による現地調査が欠かせません。
この現地調査では、通常借主と業者で行われますが、貸主も同席したほうが安心です。
何もなくなるスケルトンの場合でも、貸主側から「排水管は残しておいて欲しい」などの要望があるかもしれません。ある程度の設備が残っていたほうが、次の入居者が表れやすいということもあります。
細かな取り決めや工事範囲の確認がその場でできるため、話のすれ違いが起きにくくなるでしょう。
現地調査での取り決めは、依頼すれば解体業者が書類で残してくれるかと思います。

・アスベスト調査が必要な場合も

解体工事は、事前にアスベスト調査が必要になります。
内装のなかには、アスベストを含んでいるものもあるため、知らずに工事をすると作業者に危険が及びます。
長く入居していた場合は要注意でしょう。
すでに調査が完了しており、アスベストがないと確認されている場合や、2006年9月1日以降に建てられた建物なら、調査は不要です。

・契約期間内に工事を終了させる

内装解体は、原則として建物の契約期間内に終わらせる必要があります。
とくにスケルトン解体は時間がかかるため、ぎりぎりにならないよう気を付けましょう。
解体最終日が契約終了日にするより、施工後に余裕のある日数を確保するのがおすすめです。

・挨拶回りをする

解体工事は騒音・粉じんが発生し、近隣に迷惑がかかるため、周囲の協力が不可欠です。
そのため、工事前は挨拶回りをして、工事の断りを入れるようにしましょう。
内装解体は基本、手壊しのため、重機を使用するよりも静かですが、コンクリート解体などは大きな音が出ます。

■ 関西地域での内装解体・家屋解体は「林開発工業」まで!

林開発工業は、大阪府を中心に関西一円で解体工事を承っております。
内装解体につきましては、テナントの撤退・移転のほか、住宅のリフォーム時にお役立てください。
当方では、丁寧な言葉遣い・礼儀作法を心がけているほか、最大限の騒音対策を行っております。
トラブルなしで工事が終了するよう努めておりますので、初めての方でも安心してお任せくださいませ。

以下より、お見積り・ご相談を受け付けております。

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■ まとめ

内装解体を計画する際は、工事の期間・工事の範囲を確認し、周囲への気配りを忘れないようにしましょう。
分からないものがあれば、解体業者や貸主に質問してはっきりさせるほか、文章として残して行き違いがないよう対策してみてください。

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